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常翔学園創立100周年記念フォア購入寄附募金のお願い
 

謹啓

時下、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。重吹会会員の皆様、日々に於ける漕艇部ならびに重吹会へのご指導・ご支援、心より感謝申し上げます。

 

さて本年は、大阪工業大学の母体である常翔学園は創立100 周年の記念すべき年となります。1958年の創部以来60年以上にわたる我々体育会漕艇部の活発な活動は、それぞれの時代の学生が頑張ってきたのと同時に、大阪工業大学の理解と指導・援助が無ければ成し得なかったものだと思います。その学園が大きな節目を迎える本年、100年というその歴史に敬意を払い、次の100年に向けて私ども体育会漕艇部も心新たに飛躍を遂げたいという想いです。その気持ちを形にすべく、新鋭のフォアを購入したいと思います。

 

近年、「舵手付きフォア」を対校に据えて選手たちが活躍をしていることは皆さまご承知の通りと存じます。そんな中、ボート競技におけるフォア種目はCOXが乗らない「舵手なしフォア」が世界的にはスタンダードとなっており、世界選手権やオリンピック競技においても舵手付き種目はエイトのみとなっております。全日本大学選手権はもちろん、関西選手権をはじめとする関西の大会においても「舵手なしフォア」種目が設定されることが通常となっています。

 

現在は全日本大学選手権においての「舵手付きフォア」種目はエントリー数の多い人気種目ですので、すぐに廃止されるということはないと思われますが、一方で「舵手なしフォア」が当クラブには一度も存在したことがなく、全くノウハウがありません。

将来に向けて「舵手なしフォア」のノウハウを蓄積すること、また、戦える種目を増やしておくことでクルー編成の考え方に幅を増やしたいという現場の希望があります。

 

ぜひその想いを叶えたいと思いますので、何卒、漕艇部発展のため、記念フォア購入募金にご協力賜ります様、よろしくお願い申し上げます。

 

今回の募金ですが、できる限り『学園創立100周年記念募金』制度を通じてのご支援をお願いしたく存じます。「体育会漕艇部」を指定して募金を行うことで、体育会漕艇部の支援にのみ使われるお金となります。

学園100周年を祝し、これからの大阪工業大学の飛翔に期待する我々の気持ちを表すことになりますし、大学側も本制度を通じた募金を望まれています。

 

なお、この窓口を通じてお願いする学校法人常翔学園への寄付金は、文部科学大臣より寄付金控除の対象となる証明を受けているので、法人様からの寄附は全額損金に算入可能で、個人様からの寄附に関しても税制上の大きな優遇措置がございます。

大学との友好な関係を続けるためにも、本制度を通じたご支援をお願いしたく存じます。

謹白

 

2022年2月吉日

重吹会会長               木村 徹

漕艇部監督             西澤 祐典

■ 選手代表より

学園100周年記念新艇購入に際しまして、OB・OGの方々にご協力をいただきたく、現役を代表して、お願い申し上げます。

現在Allegroを除く舵手付きフォアが耐用年数を過ぎて破損箇所が多く、安全にも影響を及ぼしかねない状況にあります。まずはこの点から4人乗りの艇の増備は必要不可欠だと考えております。

また現在では、漕手、およびコックスの部員数が例年より減少してしまっており、試合クルーを編成する際、複数の舵手付き艇でクルーを組むには無理があることも出てきました。そのような中、漕手の競技力は高く、舵手付き艇のみならず舵手なし艇での大会入賞も目指したいという希望があります。今後は競技艇数も増えてくるとされている舵手なしフォアでインカレ入賞を目指していきたいと考えています。

是非ともご協力のほど、よろしくお願い致します。

漕艇部主将 池田良平

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